先日、社員大工で「足場の組立て等作業主任者技能講習」を受講してきました。
大工が、「足場の組立てをするの?」と思う方がいるかもしれませんが現場で組立てするわけではありません。弊社の足場は、協力業者の職人さんが組立ててくれています。
だったら「この足場の組立て等作業主任者って必要ないのでは? 」と思われますが、実務として足場の組立て・解体・変更することがないので弊社の場合は必要がありません。
受講理由は、足場に関する知識を付けて足場作業の安全意識の再確認と足場からの墜落・転落災害防止対策について学ぼうと思ったからです。
足場の組立て等作業主任者とは、労働安全衛生法で「つり足場(ゴンドラのつり足場を除く)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業」を行う際に必要な資格です。
足場の組立て等の作業における作業主任者の職務は、
(1)材料の欠点の有無を点検し、不良品を取り除くこと(組立時のみ適用する)。
(2)器具、工具、安全帯及び保護帽の機能を点検し、不良品を取り除くこと。
(3)作業の方法及び作業者の配置を決定し、作業の進行状況を監視すること。
(4)安全帯及び保護帽の使用状況を監視すること。
2日間のカリキュラムは
・作業の方法に関する知識 : 7時間
・工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識 : 3時間
・作業者に対する教育等に関する知識 : 1.5時間
・関係法令 : 1.5時間
・修了試験 : 1時間
合計14時間みっちり講習してきました。
修了試験も無事合格し、足場の組立て等作業主任者になることができました。
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