新規卒業者入社に向けて

今年4月から、新たに1名の新規卒業者の入社が決まっております。しかも、自分自身の部署（現場管理）に入るということで、これまであまり感じたことのない楽しみや希望と不安が入り混じった良い緊張感を持てているかなと思います。

ブログを見て頂いている方の中にも、多かれ少なかれ、自分自身の部署内での同期・同僚・部下がいらっしゃるかと思います。
管理職ともなれば、自分の仕事（一般業務）とその部署内における同僚や部下の配置、仕事の進捗状況、問題解決、指導・育成等も考えていかなければいけない立場になってきます。文字では簡単に書けますが、実際やるとなると、ああでもない、こうでもない、こうした方がいい、いやこう言ったらこう思われる、こう言ったら嫌われる・傷つけてしまう、イヤな奴と思われる、という感情が押し寄せ、人材育成、人を育てることの難しさに直面することとなるでしょう。
これは、会社の大小に関わらず、どこの会社にもある悩みかと思います。

そんな中、昨年末の最後の現場巡回を終え帰社すると、社内大掃除の際に出てきた一冊の本が、私の机の上に置かれていました。

「部下を定時に帰す仕事術」

年末年始は例年より休暇を長く頂いていたので、この際と思い一気に読みました。
この題名を見たとき、最初は「部下」に対してすべき仕事術のノウハウ本かと思っていましたが、読み進めているうちに「いや、違う」となり、部下を定時に帰すためには、まず「自分」の仕事術を磨かないといけない、という当たり前なことが書かれており、ハッとしたと同時に「そりゃそうやな」と、少し反省をさせられた一冊でした。

10年前に出版された本ですが、最近出版されている本ともあまり内容・言わんとするところは変わらないと思います。
最悪の最悪、部下を定時に帰し、自分が残業して業務を終わらせるという逃げ道もありますが、元も子もない話なので「自分も定時に上がり、部下も定時に帰す」を肝に銘じて、4月からの仕事・業務を進めていきます！

欲を言えば、15時くらいに帰宅し、子供のお迎えをして、子どもとお風呂に入り、夕食を作り・テーブルセットし、仕事から帰宅する妻を迎える、くらいのレベルにまで持っていきたいですね（笑）

余談ですが、以前紹介した本の続編「超ミニマルライフ」も読んでみました！「超ミニマル主義」に続き、お勧めです。