若手新卒大工さん入社

先日、弊社に大工さん志望の若い新人に入社していただきました。
昨年に引き続き2年連続新卒の大工さんが入社してくださること、大変ありがたく思っております。

彼が弊社を知った理由は部活の顧問の先生と私が知人であったことがきっかけです。会社員でありながら職業が大工といえば私を思い出してくれたようです。

建築コースでなくとも木工技術科でなくとも大工さんになりたい希少な若い人は私たちの業界にとってとても大切な存在です。だから少しでも大工の仕事、大工の世の中に対する貢献度、真剣に取り組んでいる弊社の大工を知って貰いたいという思いから、様々なイベントなどの取り組みを行っています。

その中で私自身も理事を仰せつかっている「一般社団法人木の家地域協議会」で毎年開催している「大工育成プロジェクト」。
昨年度も開催しましたが入社した新人くんも、月2回の土曜日に入社前の大工研修として参加しておりました。

板図の描き方から始まり図面の見方、建て方、屋根終い、外壁板張り、内装、造作、階段まで一通り木造住宅の建築を体験できる素晴らしいカリキュラムとなっています。

大工を社員化して15年近くなりますが、こういう仕組みがあれば新卒者に限らず転職、中途でも大工未経験の方にとって、もっと大工という職業が身近に感じられるかもしれません。大工を目指す方の入社前にこういった仕組みが準備されていると安心して就職できると思います。

4月3日には中小企業家同友会の合同入社式にも出席し、職人の世界に一歩踏み入れ、そして一般の社会人としても責任ある社会人として実感してくれたようです。

誉建設ではしっかりと技術を持った責任感のある誠実な社会人を育てられるような環境を社員と共に学びながらこれからも創っていきたいと思っております。