ホマレノブログBlog

受け継いでいくもの

2023.03.24 / チームホマレブログ

このあいだ知人から春らしいお裾分けで “ 菜の花 ”をいただきました。
幼い頃は、祖母がおひたしなどにして食べさせてくれていたのですが、いざ自分で料理を…となるとこれが中々思いつかないものです。

 

昔は自宅の畑で野菜を育てたり、近所の人から季節の果物、山菜などをいただき「地元のものを食す」ということが当たり前だったように思います。
 「この茎は皮を剥ぐと食べれる」
 「これは根に毒があるから危ないでよ」
 「この汚れはこの果物の汁でよく落ちるんじょ」
山育ちだったこともあり自然の中で暮らすための知恵を祖母からよく教わっていました。

 

祖父は手先が器用だったのでコマ、竹馬などの木や竹のおもちゃを造ってくれました。

※菜の花をいただいたことから昔のことを思い出し、懐かしく思いふけっていたところにちょうど、近所に住むご年配の方が竹ぽっくりをくださいました。

 

また物を大切にする人だったので、鉛筆が握れないぐらいに小さく短くなっても、ナイフで削り、同じように短くなった鉛筆と繋ぎ合わせて再利用したり、壊れたものがあれば自分で修理して、ずっとずっと同じものを使っていました。

 

沢山の便利なものが作られて消費されている現在、生活の知恵を受け継ぐ壊れても直して使うということについて改めて考えさせられます。

 

今自分は祖父母に教えてもらったことを時折思い出して少しずつですが実践しています。
この靴は15~6年前に購入したものですが、定期的に手入れを行い、壊れたら調べて直し、ずっと履いている靴の一つです。家具や道具なども、初めに長く使うと決めたお気に入りのものだけを購入し、手入れをして、壊れても直すように心がけています。

 

家の床を無垢材にしたのも同じ理由で、傷がついても直せて、手入れすれば末永く使うことが出来るのが魅力でした。消えないような深い傷や汚れが付いてしまっても、大事に使っていたものであれば、それも味であり思い出だと感じます。自分の手で質感を感じながら手入れをして長く使うことによって愛着が沸きます。そうすると自然と経年変化も楽しめるようになります。

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▼ 無垢材の手入れ方法はこちら
https://homarenoie.com/blog/homare-staff_blog/14740/

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無垢材って手入れが面倒なんでしょう?と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、それにも勝る魅力があるのをぜひ知っていただけたらと思います。
誉建設の事務所に来ていただきましたら、無垢材のサンプルや実際に使用した部屋を見ていただくことが可能です。また見学会に足を運んでいただき、無垢材のあるイエを体感していただけますと、調べて想像していた印象とはまた違ったものを実際に感じていただけるのではないかと思っています。定期的に見学会等のイベントを開催しておりますので、ぜひイベント情報をチェックしていただけますと幸いです。

 

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▼ イベント情報ページ
https://homarenoie.com/events/category/event-info/

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ゲームや最新テクノロジーを体感できる施設などで遊ぶのも素敵ですが、今まで自分が教わってきた祖父母の知恵や考え方を生活や遊びの中で子供たちに知っていってもらえたらいいなと思いました。

 

誉建設では、神山町にある古民家を自分たちの手で一から改修した「ホマレノ森研究所 山西」という、事業指針の“地域で活かされ(生かされ)必要とされる地域循環型社会形成企業”を目指したプロジェクトの一環である施設があります。まさに「生活の知恵を受け継ぐ直して使う」を形にしたものです。ぜひこちらの活動もまた覗いていただければと思います。

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▼ ホマレノ森研究所 山西
https://yamanishi-labo.jp/

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