8月7日(日)に夏休みイベントとしまして、お子様に大工さんの職業体験をしていただける「子ども工務店(プチ上棟式体験会)」と、親子で一緒に木工作品を作る「親子・木工教室」を開催いたしました。
■ 子ども工務店
はじめに13時から、子ども工務店【プチ上棟式体験会】を行いました。
まずは、ラジオ体操を行ない準備運動をしてから、今回のメインイベントである「こども工務店」。 その日出会ったこども達はすぐに仲良くなり、小さなイエを力合わせて建てていきました。
汗だくになりながら、子どもたちは自ら率先して木材を運んだり、叩いて納める作業を着々とこなしてくれました。
上棟後は、造り上げた小さなイエから大工さんが餅投げのようにお菓子を投げ、お子様に拾っていただきました。最後は袋いっぱいのお菓子と笑顔で、終了となりました。
かんな削りを、お子さんとお父様に体験していただきました。 削った桧の木くずからは、癒し効果のある香りを嗅ぐことができました。
■ 子ども木工教室
次に15時半からの親子・木工教室では【ゲームボード(コリントゲーム)作り】を行いました。
こちらは工具を使用するため、親子で一緒に作り上げていただく木工教室です。
イエづくりでどうしても出てしまう木材を余すことなく使いたい!という思いから、 資材の切り分けから説明書も、社内で大工さんと相談しあいながら作りました。
夏休みということもあり、多くのご家族に参加していただきました。
お子さんは、初めて使う工具もすぐに使い方を覚え、釘を留めるスピードも徐々に上がっていました。
皆さん、真剣なまなざしです!暑いながらも、作業を楽しんでもらえている子どもさんの笑顔が見れました。
約1時間半ぐら完成となりました。
Q:コリントゲームとは?
コリントゲームとは、少し傾斜させた逆U字形の盤に多数の釘を打ち、所々に点数のついた穴をあけておき、球を小棒で突いて盤上に転がし、穴に入れて得点を競うゲームです。
作り方としましては、ボードにお好きなイラストを描いていただき、木材を木工用ボンドや工具を使って留め、杭を打って難易度を調整するという手順となります。木材はお子様が作業しやすいように、あらかじめカットしてあるので刃物によるケガなどもなく安心です。工具を使う瞬間は少しドキドキした様子のお子様もいらっしゃいましたが、弊社の社員大工がお一人お一人に付き添わせていただきながら進めるので心配ありません。
Q:使用した木材は何?
今回コリントゲームに使用した木材はイエづくりの際に出てしまう端材を使用しました。
ホマレノイエでは本来捨てられてしまう端材を「もったいない」「余すことなく使いたい」という想いで、コースターやストーブなどに使用するペレットや薪といった新しい製品に生まれ変わらせています。 端材を使って新しい製品を生み出すことは簡単にできることではなく、専門の機械や技術、たくさんの時間を必要とする作業です。この作業は、社員大工がいるからこそ実現可能となりました。お客様の毎日過ごされる空間、想い出の場所、暮らしづくりに携わらせていただくのです。ホマレノイエでは、ただ沢山イエを建てる、流行のデザインを取り入れる、安く施工するということに重きを置くのではなく、イエづくりやモノづくりをする、その「過程」を大切にして、ひとつひとつ丁寧に取り組ませていただきたい…そのように考えています。
参加していただいた方のお声を少しご紹介
今回、参加していただいた方からは
「とても楽しかった」
「大工さんに教えてもらえてうれしい」
「これで夏休みの宿題ができました」
「友達家族から誘ってもらい貴重な体験になりました」
と感想をいただきました。
私たちも皆さんに楽しんでいただけてとてもうれしく思います。
無垢の木に触れることや、木で何かを造ったりするという機会は、普段の生活の中ではあまり多くないかと思います。今後もみなさまに木と触れ合っていただける楽しいイベントを開催したいと思っています。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
お気軽にご質問・お問い合わせください。
資料も送付いたします。ぜひご参考ください。