年々深刻化する環境問題により、世間では
「リサイクル」や「アップサイクル」「サスティナブル」等の言葉が行き交っています。
それらは、モノを無駄にしない「もったいない」「大切に使う」という考えの延長にあると思います。
断捨離などで「捨てること」も必要だとは思いますが、
そもそもが使い切れる量の材料を用いて、新しいモノを生み出すことができれば、不要なモノは増えないのかなと考えます。
例えば無垢材を加工して床材を作り出すと「フローリング」と呼ばれる建材になります。
工事で残った材料は「残材」にはなりますが、形が変わったとしても「無垢の木」に違いありません。
「これはフローリングではなくて“木”です。」
大工の手によって使い切ることができますし、素晴らしい商品に生まれ変わります。
一般的に、住宅会社は「合理的でゴミの出ない現場」を好みますが、
掃除を行えば綺麗になり、一手間を加えることでこんなに素敵なモノが生まれます。
▼ これらは弊社社員大工が残材から新しい製品に生まれ変わらせたモノの一部です。
▼ ホマレノイエでは残材を使ってペレットやコースターなどの製品を生み出しています
私たちの現場は手仕事を大事にしているため“合理的な現場”ではないかもしれませんが、
ひとつひとつの木材と向き合う手仕事だからこそ、残材となっても貴重な資源であること、モノの大切さを体感し、学んでいます。
手間と時間はかかってしまいますが、リサイクル、アップサイクルを楽しみながら
「修理できる新築住宅」を造っていきたいですね。
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