こんにちは。 皆さん、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
私は、「アートに触れたい!」と思い、近場に出かけてきました。
まずは、香川県屋島にある『四国村』に建物探訪に行ってきました。 広大な敷地内を散策しながら、四国四県から移築復元された33棟の建物を見学できました。
入口には変形させた屋根勾配の「おやねさん」と真新しい建物があり、西側には、「木のステンドグラス」とよばれる木のオブジェがあります。チケット販売やショップ、展示スペースがあり、ここから入場します。 その他に木のベンチ・神棚があり、東日本大震災の津波で流れた300年ほど前の住宅の梁・柱等を生かされ震災の記憶を風化させることなく、後世に伝えてゆきたいという思いから生かされたそうです。建築してから300年なので、構造材として使えるまでも相当な年月が経っていることがわかります。 古民家を抜けるとコンクリート打ち放しの建物がひっそり木陰から見えてきます。建物を抜けた先には水景庭園が階段状に広がり、対岸の山を眺められます。建築家の安藤忠雄氏が設計した建物でした。 こちらは、灯台休息所が立ち並んだエリアです。明治時代に建てられて3つの洋館を見比べ、灯台を保守した吏員の文化を感じることができました。3時間みっちりと山歩きもできて、先人の暮らしを垣間見ることができ、農耕についても知ることができました。 次は、高松市美術館で開催されている「フィンランドのライフスタイル」を見学してきました。ホールでは、名作と言われている椅子に着座できます。私もちゃっかり座らさせていただきました。アルヴァ・アアルトといえばスツール60が代表的ではないでしょうか?90年前からの歴代スツール60がずらりと並んでおり、色合いも優しく、構造自体も少しずつ改良されていることがわかりました。こちらは、フィンランドのデザイナー タピオ・ヴィルカラのテーブルですが足元がすっきりと綺麗だったのでどんな細工をしているのか気になり、肝心な天板を撮っておらず足元の写真となりました。見えない所まで細工している手仕事に、美と魅力を感じました。
こちらは、岩手県の工房とフインランドのデザイナーが生み出したホワイトアッシュによるスツール。持ち運びができるよう分解ができ、職人さんの手仕事と木の温かみを感じることができました。現在、販売もされているそうです。
久しぶりにアートに触れる一日となり、頭の中に刺激をもらったり、「ものづくりが好き」と再認識できました。また学べる時間を取って、出かけるようと思います。
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