先日、床材として使用しているオーク材が完成したので、出荷前検査を行ってきました。
検査といっても基本的には目視であり、数ある検査項目の中から以下の項目を中心に検査をします。
・含水率
・巾
・厚み
・傷、破損、虫食い、割れ、反り
実際の施工のように隙間なく組み反り等ないか確認しましたが、穴が見つかりました。
ガラスの天板に並べた床材を目視で確認、手で厚み、バリの有無の確認、巾の確認の作業を繰り返します。
巾に1mmの誤差がある製品を施工してしまうと最終的にはトータルで1cm以上の誤差を生じさせてしまうので手の抜けない検査項目でもあります。
検査時にどうしても判断できない製品が出てきた場合には自社大工に施工時に確認をしてもらうようにしています。
検査で外された製品は、補修できるものは行ない補修して出荷をします。
1枚1枚丁寧に検査をすることで製品への愛着が生まれると同時に、自信をもってお客様に製品をご提案できています。1つの製品ができるまで、多くの方の作業・工程を経てお客様の住まいに貼られています。
どうしても無垢材を使用するので、住み始めてから季節によって木が痩せたり、膨らんだりを繰り返す過程で気になることが出てくるかと思いますが、それこそが無垢材の特性でもある「調湿作用」です。空気中の湿度が高いときには、木材がその水分を吸収し、湿度が低い時に水分を放出します。冬場に木材が痩せるということは空気中の湿度が低くなったために木材が湿気を放出しているということになります。
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