7月25日に夏休みイベントとしまして、お子様に大工さんの職業体験をしていただける「子ども工務店」「子ども木工教室」を開催いたしました。
当日はカラッと晴れた夏の晴天に恵まれ暑さを感じる中、たくさんのご家族にお越しいただきました。
■ 子ども工務店
はじめに13時から、子ども工務店【プチ上棟式体験会】を行いました。
まずは、自社大工が毎物件加工している造作材について、完成品となるまでの作業工程の見学していただきました。
窓枠となる杉材を仕入れてから、その後、現場で取付を行なうまでの作業工程を解説し、実際に機械を稼働させながら見学していただきました。
その後、かんな削りを、ご家族皆さんに体験していただきました。
削った木くずからは、癒し効果のある香りを嗅ぐことができました。
その後は、いよいよ今回のメインイベントである「こども工務店」。
その日出会ったこども達はすぐに仲良くなり、小さなイエを力合わせ建てていきました。
少しずつ形になっていくにつれ、
真剣ながらも笑みがこぼれるお子様たちを見て、私たちスタッフは癒されました。
上棟後は、造り上げた小さなイエから大工さんが餅投げのようにお菓子を投げ、お子様に拾っていただきました。
最後は袋いっぱいのお菓子と笑顔で、終了となりました。
■ 子ども木工教室
次に15時半からは、子ども木工教室では【バードフィーダー作り】を行いました。
こちらは工具を使用するため、親子で一緒に作り上げていただく木工教室です。
イエづくりでどうしても出てしまう木材を余すことなく使いたい!という思いから、
資材に切り分けから説明書も、社内で大工さんと相談しあいながら、作りました。
夏休みということもあり、多くのご家族にご参加いただきました。
お子さんは、初めて使う工具もすぐに使い方を覚え、ビスを留めるスピードも徐々に上がっていました。
皆さん、真剣なまなざしです!暑いながらも、作業を楽しんでもらえている子どもさんの笑顔が見れました。
最後は、塗装をして出来上がり。約1時間ぐらいで完成となりました。
Q:バードフィーダーとは?
バードフィーダーとは、小鳥たちのためのエサをおいたり、休みにくるための台のことです。夏休みの宿題「自由研究」としてもご活用いただけるような題材として、今回バードフィーダーを選ばせていただきました。
作り方としましては、木材を組み合わせていただき、工具を使ってビスで留めていき、最後は屋根に木材用の塗料を塗っていただく手順となります。木材はお子様が作業しやすいように、あらかじめカットしてあるので刃物によるケガなどもなく安心です。工具を使う瞬間は少しドキドキした様子のお子様もいらっしゃいましたが、弊社の社員大工がお一人お一人に付き添わせていただきながら進めるので心配ありません。
Q:使用した木材は何?
今回バードフィーダーに使用した木材はイエづくりの際に出てしまう端材を使用しました。本来は捨てられてしまう端材ですが、ホマレノイエでは「もったいない」「余すことなく使いたい」という想いから、コースターをはじめ、ストーブなどに使用するペレットや薪など新しい製品に生まれ変わらせています。
端材を使って新しい製品を生み出すことは簡単にできることではなく、専門の機械や技術、たくさんの時間を必要とする作業です。この作業は、社員大工がいるからこそ実現可能となりました。お客様の毎日過ごされる空間、想い出の場所、暮らしづくりに携わらせていただくのです。ホマレノイエでは、ただ沢山イエを建てる、流行のデザインを取り入れる、安く施工するということに重きを置くのではなく、イエづくりやモノづくりをする、その「過程」を大切にして、ひとつひとつ丁寧に取り組ませていただきたい…そのように考えています。
参加していただいた方のお声を少しご紹介
今回、参加していただいた方からは
「とても楽しかった」
「丁寧に優しく教えてくれたのでスムーズだったし安心だった」
「実際にプロの大工さんに教えてもらえてうれしい」
「なかなか木に触れる機会が少ないので良い機会になりました」
「親も大満足です」
と感想をいただきました。
私たちも皆さんに楽しんでいただけてとてもうれしく思います。
無垢の木に触れることや、木で何かを造ったりするという機会は、普段の生活の中ではあまり多くないかと思います。今後もみなさまに木と触れ合っていただける楽しいイベントを開催したいと思っています。
最後になりましたが、ご参加くださいましたお客様、お手伝いくださった関係者の方々、ありがとうございました。
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資料も送付いたします。ぜひご参考ください。