本年度の長期優良住宅補助金申請がありました。
去年度の予算が余っていたのもあり、今回は
エントリーの先着順で5件までです。
震災のこともありますので今回が最後だと思われます。
気になるかたはお早めにお問い合わせください。
ここからは僕の考えを少し。
長期優良住宅が始まった理由は色々あるとは思いますが
『スクラップ&ビルドの改善』
それに伴う産廃問題やCO2などの環境問題が大きいでしょう。
戦後日本が進めた方針もあり住宅は数多く
建築されましたが、今、木造はわずか30年で建替えするサイクルになっています。
(フランス86年・アメリカ103年・イギリス141年)
そのことを思えば今までの基準を考え直し、資産価値を高め
永く住み続けていける住宅を進めていくのはとてもいいことだと思います。
しかし、住宅は性能や機能だけではありません。
昔も今も作っているのは人、職人です。
最近は職人も認められ、注目を浴びるようになりましたが
住宅に関してはまだまだです。
棟札というものがありますが、昔の家は大工が作っていましたから
建築主・大工の名前と建築した日やその他に築造・修理など書かれていました。
(今は工務店の名前も入れます。)
目的としては記録・記念などありますが、
僕はその他にもあるような気がします。
作り手が自分が作ったものにサインをするように、
そこには自分の証明、責任、プライド、色々な思い入れが
あるのではないではないでしょうか?
すごく大事なことですし、作る者としてはそれが
なければいけないと思います。
そこに+長期優良住宅を進めていければなと。
自分で『もの』を作る人はかっこいいですよね!
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