ホマレノブログBlog

NEWもりまちレジリエンス について

2025.07.10 / チームホマレブログ

こんにちは
梅雨もあっという間に終わって、すっかり夏になってしまいましたね。
しばらく間が空いてしましたが、久しぶりにブログを更新いたします。
今回は、誉建設の少し外の話。

誉建設のイエづくりの屋台骨である木材。
その流通に関わっており、弊社の代表も理事をしている
“もりまちレジリエンス”について紹介したいと思います。

もりまちレジリエンス は、徳島県・神山町を拠点に活動しており、山林に入り、間伐作業から木材の運び出しなど山の保全活動、さらには製材・加工に至るまですべてを協働している団体です。

手入れが滞っている⼭の間伐に対して重機やクレーンを提供し、サポートをしながら地域の林業家や製材所ともタッグを組んで木材の流通にも関わっていく。また、神山の杉や林業の魅力を発信するイベントや防災訓練にも参加して活動の幅を広げながら、地域での存在感を高めることで、山や森を中心とした経済を生み出そうとしています。

一見、弊社の事業とは結び付かないように感じられますが、実はその根底にあるところは同じで、地域の未来と子どもたちのために、安心して豊かに暮らせるまちをつくること。弊社が考える、ただ木を切って家を建てるのではなく、森を守りながら、木材に新たな価値を見出し、次の世代へつなぐ——そんな未来を目指した活動の延長線上にあります。

もりまちレジリエンス の創設メンバーは、弊社の代表鎌田と、電気通信設備保守のための伐採を行っている⼤久保林産業株式会社(徳島市国府町)の専務・⼤久保仁史さん、クレーンなどの建設重機を扱う有限会社井⾙重機(徳島市国府町)の社⻑・井⾙新吾さん。
元々は異業種だったそれぞれの会社が、生まれ育った徳島市国府町の自主防災組織の活動をきっかけに、自分たちの家族や地域のために防災活動として何かできないかと考えたところ、町を流れる鮎喰川の上流域にある神山町の森を守ることが、安心して暮らせる町づくりのキーポイントになるということに気づきました。そして、株式会社阿波林材(徳島県三好市)の代表・大岡将友さんが加わり、林業から木材の流通まですべてを自分たちで出来る体制が整い、いまの もりまちレジリエンス に繋がっています。

いわゆる川上といわれる林業からはじまり、川中である製材業。そして、製品として販売される川下。各部門や業種内では繋がりや可視化がされているものの、隣の業種に関しては同じ流れの中でもわからない部分が多く、またそれぞれに問題を抱えている状態でした。だったら、一つのチームとなって全体で解決していこうと考え、一般社団法人として新たなサプライチェーンを構築しました。

今回は もりまちレジリエンス の概要について紹介させて頂きました。
次回から、もりまちが参加した取り組みや会員メンバーにもフォーカスしながら、イエづくりの手前の話も出来たらと思います。

一般社団法人もりまちレジリエンスのInstagramのフォローもよろしくお願いします。

https://www.instagram.com/morimachiresilience/?hl=ja


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