今回は、前回のブログに続き、木工マスターズの実際の建物の作業工程についてご紹介したいと思います。
墨付けや継手・仕口の加工練習では、1m程度の材料をを使用していましたが、実際は3~5mの材料を使用します。
まずは『木取り』でねじれや曲がりをみながら何処の部分にどの木を使うかを決めていき、図板を見ながら番付と言われる印を入れていきます。継手や仕口、切り墨、ホゾ穴などの墨付けが終わると、刻み加工に入ります。
皆さん練習の成果もあり、ノコギリやノミを使いこなして順調に加工をしました。加工が終わるといよいよ建て方です。
土台を敷きホゾ穴に柱を建て、桁、梁、棟上げまで無事組み上がりました。あと筋交い、垂木を取り付けて完成です。
参加者みんなの頑張りで素晴らしい作品が出来て本当によかったと思います。明るい表情や取り組む姿勢を見て講師として携わらせてもらえて嬉しかったと同時に、学ばせていただきました。
半年間、お疲れさまでした。ありがとうございました。
皆さんが、多方面でご活躍されることを願っております。
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