木工マスターズも6月からスタートし、残り4回の講座となりました。
前回のブログでお伝えした講習の続きを、今回はご報告したいと思います。
現在、実際に建てる建物の墨付け及び刻み練習をしています。
墨付けとは、木材に加工するための目印をつけることです。そして、この目印に合わせて木材を加工(刻み)します。
墨付けに使う道具の種類はいろいろありますが、この講習では【さしがね】【墨つぼ】【墨さし】使って墨付けをします。
継手とは2本の材を長手方向に継ぎ合わせることで、仕口とは2本以上の材を直角または角度をもって組み合わせることを言います。
継手では腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、仕口では大入れ蟻掛けをしました。各自墨付けし、ノコギリ、ノミを使って加工して組み立てました。
参加者のほとんどが初めての経験ですが、上手にさしがね、墨さしを使い正確な線を引いていました。綺麗に加工がされていてビックリしました。
参加者からは、「作業楽しいです!」という感想もいただき、講師としてものづくりの楽しさを感じてもらえていることが嬉しくやりがいを感じています。
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