ホマレノブログBlog

「作る」ための仕事

2023.04.03 / チームホマレブログ

皆さんは普段仕事をしていて、これが「楽しい・好き」とか、これが自分の仕事の腕の見せ所だ!というものはありますか?

 

私自身「現場監督」という仕事をしています。現場管理(安全・予算・工程・品質・業者手配etc)が主業務ですが、他に積算・見積、定期点検、リフォーム、メンテナンスetcの業務も行っています。

 

その多々ある業務の中でも、現場監督としての仕事での腕の見せ所の一つは「施工図」です。これは、私自身「作る」ための仕事と思っています。

基本的に設計図書(仕上表・平面図・立面図・矩計図・展開図等)というものはどの物件にもありますが、1/50等のスケール上、設計図書だけでは分からない・表現しきれない部分というのは、どうしても出てきます。
そういった部分を、使う材料・部材の寸法を明記し、どういう加工を施す、どうやって固定する、何で固定する等まで考えた図面が、「施工図(作るための図面)」になります。
施工図がなければ、それ以上現場が進められないということも起こりうるので責任は重大です。施工図作成の際は、設計者の意図を図面から汲み取り、大工さんやその工事に携わる職人さんとも協議をして作成していきます。

約5年前に、自邸を管理・監督していた時の施工図をピックアップしました。「玄関屋根から繋がる庇の断面図」「玄関とリビングの間仕切り壁上部に付くスチール格子窓の製作図」の施工図です。多い現場では、施工図も20~30枚という枚数になってきます。


仕上がった成果物を表面的に見ただけでは分からない、仕上がった後「見えない部分」の中身・細部まで考え・こだわり作ることが、弊社のイエ・モノづくりです。

もし、弊社の完成見学会等お越しの際に、そういった目線で見学頂ければ、監督冥利に尽きます。


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