暖かいぽかぽか陽気が、少しずつ春の訪れを感じさせてくれるようになりました。
先日、アスティとくしまで開催された第31回JIA建築市民講座『これからの住まいを考える』堀部安嗣さんの講演会を聴きに行ってきました。お話の中で、私が初めて知った素敵な言葉があり、今回はその言葉をご紹介したいと思います。
はじめに、堀部安嗣さんは日本の住宅づくりに多くの影響を与えている建築家です。今回の講演会では、ご両親が四国出身ということもあり、徳島の地元トークも交えたお話も多く、より身近に感じながらお話を聞くことができました。その中で、日本の住宅の幸福感についてお話しされているときに出てきた【Hygge:ヒュッゲ】という言葉です。
調べてみると最近日本でも注目されていて、【Hygge】デンマーク語=「居心地がいい時間や空間」心豊かに暮らす北欧のライフスタイルを表す言葉だそうです。
・家族や友人との時間を大切にする(大切な人と時間を過ごす)
・季節、時間の流れを意識する(小さな幸せを見つけて感謝する)
・自然を身近に感じる(デジタルデトックス)
・物を大切にする(気に入ったもの)
・心地いい空間づくりを心掛ける(落ち着く空間を作る)
・今あるものに感謝する など...
日本でも、友人や家族と集まり庭でバーベキューを楽しんだり、季節の花を気にいった場所に飾る、お気に入りの本を読んで過ごす時間など、身近なところにヒュッゲはあります。居心地のいい空間、くつろげる時間のために家の中を整える事もヒュッゲのひとつだそうです。
住まいは、安心できる場所、家族が集う場所、帰りたいと思う場所、他にはない大切な場所です。毎日の暮らしで、皆さんもHyggeを見つけてみてください。
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